機能と効果(簡易版)

何らかの「製品」の機能を説明する場面でよく出てくるパターンに「機能と効果」というものがあります。 たとえばガスバーナーを使ってスシの表面を炙って焦げ目をつける場面を考えます。このとき、ガスバーナーは「製品」であり、スシは…

機能と効果(詳細版)

(機能と効果(簡易版)の続きです) 「機能」と「効果」を分けて考えることで得られるメリットがいくつかあります。 (1)全体像を理解しやすくなる。 たとえば、「自動車」が「交通」と「防災・減災」についてどんな意味を持つか、…

時間位置明示の原則

報告書、説明書のような文書で「時間位置を明示していない」ものがよくあります。 たとえば下記はある会社の社員が半期ごとの業務報告として、直近のプロジェクトで自分が期待されたことについて書いたものですが、2通りに解釈できるあ…

事故報告マトリックス

事故、障害、不具合のような事象が起きるとたいてい「報告」をする必要があります。 その際の代表的なパターンの1つが「事故報告マトリックス」です。6項目の情報をそれぞれの関連性がわかるようにマトリックス状に構成します。 &n…

AsIs-ToBeパターン

AsIs-ToBe パターンは、「今はこうなっています。それをこのようにするべきです」と、現状(AsIs)を確認して目指す方向(ToBe)を提案するものです。 実際には、AsIs/ToBe というタテ軸(時間軸方向)の分…

1本真っ直ぐつながる部分を探す

一昨日(2017-8/25 金)に「相手に分かりやすいと言われる『伝わる書き方』の技術」という中部産業連盟主催の講座(東京開催分)を担当した際、受講者の1人からこんな感想がありました。 「図解した方がいいとは思っても、長…